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ブログ 柴田 真里さんが書いた記事

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4年間[AGU Boxing blog]

 written by 柴田 真里投稿日時:2011/07/11(月) 21:14

お久しぶりです。

4年マネージャーの柴田です。

ここのブログを更新するのはあと何回になるのかな、と思うと少し寂しい気もします。

7月9日(土)をもって私たち4年生は「引退」となりました。

私が青山学院大学体育会ボクシング部の所属したのは1年生の5月下旬、と少し遅れての入部でした。

私は中学、高校と女子校に通い、勉強一筋!の学校だったので、

部活動には所属していませんでした。

初めての共学で、初めて「部活」というものに所属し、

分からないことだらけで、マネージャーという仕事もあまりよく理解していませんでした。

体育もあまり得意ではないので、

高校まではスポーツとは距離をとって生活をしてきました。

その私が<格闘技>というスポーツのなかでも最もストイック(だと思う)なジャンルの部活を選び、

右往左往しながら1年生の頃は過ごしました。

正直、このときはあまり部に馴染めていなかったと思います。


大学2年になり、ある程度マネージャーの仕事を把握してくると

これまでは試合を見ても、何が何だか分からない状態で・・・

部に入って1年経つのにどれがどのパンチだか、よく分からないまま前期を過ごしていたように思います。

「このままではいけない」と思い、書店に行ってアマチュアボクシングの本を買いました。

最初から最後まで読んで必死に勉強しました。

試合や練習を見て、「ボクシングって面白いな」と思えるようになりました。

スポーツと距離をとって観戦することすら高校までは楽しく思えたことがなかったのに、

これは私にとって大きな成長でした。

でも、まだまだ自分のことで精一杯だったように思います。

私自身、大きく成長したなと実感したのは大学3年生のときでした。

私は大学3年を迎える前の春合宿のときに大きな挫折を迎えました。

詳しくは書けないですが、本気で「部活を辞めよう」と思いました。

それは部活自体が嫌になった、というわけではなく

「選手の役に立てていないんじゃないか」と、ある出来事がきっかけで考えるようになったからです。

今考えれば1、2年生の頃は自分のことに必死でした。

でも3年生になり、チームのことを考える余裕ができるほどに成長できたから、

きっとそういう風に思ったんだろうと思います。

本気で部活を辞めようと思いながらも、「辞めたいくない・・・。でも私は選手の役に立てていない。」とずっと、いたちごっこのように悶々と悩んでいました。

そのときに私が1年の頃、4年だった別府先輩が連絡をくれ、相談にのってくれました。

今でもそのときのことを覚えています。

渋谷のカフェで人目も憚らず、「私は頑張っているつもりでも、それは頑張っている<つもり>なだけで、結局は選手の役に立てていないのかも知れません」と1時間近く泣きながら話しました。

そのときに先輩は私を一度も責めることなく、話を聞いてくれ、アドバイスしてくれました。

その後も就活を終えた1つ上の先輩方が何度も相談にのってくれ、本当に私は人に恵まれているな、と思いました。



「部活を続けよう」


そう思いました。


でもそれは多分当時は「選手の役に立てるようになるために続けよう」と思ったわけでは正直なかったと思います。

私が3年のこの頃に思ったのは

「これだけ私のことを見てくれて、いつも支えてくれる先輩方に恩返ししたい。だから部活を続けよう。」

という思いでした。


先輩方を一番喜ばせる方法はなんだろう?


私が先輩方にできる最大限の恩返しはなんだろう?



そのことばかりを考えていました。


そして至った結論が


『3部昇格を実現させる』


でした。


そのために何をすべきなんだろう?


と練習に行くたびに選手の練習姿を見て考えて

1つ1つの練習メニューの意味や目的を改めて考えたり、

練習量を増やすにはどうしたらいいか、を考えたり・・・。

もちろん、その過程のなかで先輩や同期、後輩の力を借りたこともありました。

でも私が出来る最大限のことをして、

「絶対に3部昇格の瞬間を見てもらおう」と本気で考えていました。











しかしながら、結果的に4部残留。


先輩方に恩返しすることはできませんでした。


それでも李先輩が「ごめんね」と私に声をかけてくれ、言葉には表せない複雑な気持ちになりました。



でもこのとき「信頼を得るってこういうことなのかな」と思いました。


頑張っていれば絶対に周りの人は見てくれている、そう思いました。





そして4年生。



就職活動に忙しく、あまり部活に顔を出せませんでしたが、

最高学年になり、1年の頃あれだけ馴染めていなかった場所が

「私の居場所」となっていました。

リーグ戦、同期の志田や後輩の笹田が中心となって本当に頑張っていたと思います。

予選はRSCで同期の志田が相手を倒し、

成長した同期を見て、本当にうれしく思いました。

もちろん、後輩も順調に勝ち進み、成長したな、と心から思いました。


準決勝で青学は優勝はできないことが決まりました。

本当に悔しかったです。

去年は先輩のために3部昇格したい、と思いましたが、

今年は私を成長させてくれた「青山学院大学ボクシング部」というチーム全体に恩返しが出来たら・・・と思っていました。



結果、今年も4部残留が決定しました。


私は4年間本当にこの部活に成長させてもらったと思っています。

その部活に4年間の恩返しはできませんでした。

そのことが悔しくて、悲しくて、私は部のために何かをしてこれたのかな、後輩たちは何を思ってくれてるかな、

と考えていたら、納会の4年の挨拶のときに自然と涙が溢れてきました。


私は後輩たちに何か伝えられたかな、と少し不安でしたが、

納会が終わると1年の石塚が「4年間お疲れ様でした!3部昇格してみませます!」と握手をしてくれました。

そのときに、「大丈夫。この後輩たちならきっとやってくれるな」と思いました。


これからは3年の笹田が主将として部をひっぱっていきます。

どうか、これからも監督はじめコーチはもちろん、

青山学院大学ボクシング部OB・OGの皆様、選手保護者の皆様、

青山学院大学ボクシング部を応援してくださっている全ての皆様に

これからも温かく、そして時には厳しく見守っていて欲しいと思います。


きっと後輩たちは「3部昇格しました!」と元気に報告してくれると私は信じています。


4年間、この部活で過ごさせて頂いたことを私は本当に感謝しています。

まだ卒業までは半年以上ありますが、

部は引退した身ですので、自分自身の4年間の振り返りとして

このような日記を書かせていただきました。


支離滅裂な文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



青山学院大学ボクシング部
4年マネージャー
柴田真里

あと1年[AGU Boxing blog]

 written by 柴田 真里投稿日時:2011/04/15(金) 20:02

お久しぶりです。

マネージャーの柴田です。

ついになってしまいました4年生・・・。

この間の新歓では1年生を見て「もう3年がたったのか・・・」と自分の老いを感じました(笑)

そういえば私も新歓で呼び止められ、入部を決めました。

最初の頃は可愛がられていたはずなのに、今や何かすると千葉出身というだけで馬鹿にされます・・・。


・・・なぜ?(笑)



さて、前置きはさておき、

今年もやってきましたリーグ戦。

去年はお世話になった1つ上の先輩のためにリーグ昇格のため奔走しました。

しかし今年は私が最終学年になりました。

(去年私が思っていたように
「お世話になった先輩にリーグ昇格の瞬間を見せてあげたい!」と後輩が思ってくれているといいなーとか、
思いますが、実際のところどうでしょう?笑)



私が引退までの間に出来ること、


それはやはり後輩を「3部リーグへ連れて行く」ということだと思うのです。


後輩の成長している姿を見ることほど先輩として嬉しいことはありません。

ですから去年同様、選手やボクシング部という組織を支える立場であるマネージャーとして、

そしてこの部に4年間お世話になった身として、

やはり<やるべきことをやらなければいけない>、と思うんです。

すでにリーグ戦1回戦目を1ヶ月切っています。

今年は立教大学・朝鮮大学が4部に所属する事になり、

去年よりも一層、厳しい戦いになるのではないか、と思います。

しかしながら去年生まれたあの「一体感」をもっともっと生み出し、必ずリーグ昇格を実現させたいと考えています!

リングに上がるときは誰でも一人です。

しかしながら「独り」ということを感じさせなければ、

「皆がついているから大丈夫だ」と思わせる事ができれば、

きっと勝利を手にし、リーグ昇格することができるのではないかと私は思います。

ですから今まで以上にこの部がリーグ戦を期にもっともっと成長できるよう、

私自身頑張りたいと思います。




決意表明をしたかった、ということもありブログを書きました。


今年こそやってやりましょう!

青学優勝!!3部昇格!!!!

青学ファイトー!!!!!!!!!


4年
柴田真里

頑張る時はいつも、今[AGU Boxing blog]

 written by 柴田 真里投稿日時:2010/10/28(木) 21:07

お久しぶりです!

3年マネージャーの柴田です☆

野崎星先輩に後輩へ指導をして頂きたく、出来れば毎週来て頂けないか頼んだところ…

快く引き受けてくださいました!!

有難うございます!!

部への熱意を語り倒し、多分聞いてて鬱陶しかったと思いますが許してくださいね、野崎先輩!(笑)


前置きは、さておき・・・


今日はプロ野球のドラフト決定の日ですね!

私も先程まで、テレビで中継を見ていました。

その中で、とある選手のいつも胸にとどめている言葉が何だかジーンときたので

書かせて頂きます!!

その言葉とは・・・



「頑張るときは、いつも<今>」


凄く素敵な言葉だな、と思いました。

そうなんです。

頑張るのに時期なんて関係ないのです。

私は前期の関東大学リーグ戦のことを思い出しました。

あのときOB・OGを巻き込み、選手一同一丸となって、チーム全体で奔走し、

恐らくどの大学にも負けない<チーム力>だった。

と自信を持って言うことが私は出来ます。

私はマネージャーをやっていて何が一番楽しいか、というと、

「変化」が間近で見れることです。

特に選手の「成長」という変化は大好きです。

マネージャーは陰に隠れていて目立たないかもしれない。

それでも自分が選手のために何かをすることで肉体的には勿論、精神的にも成長していく選手を見ていくのがとても大好きです。

私は、その「成長」が止まって欲しくないんです。

他大学になんて負けてほしくありません。

それはどこの大学であってもです。

同じ人間なのだから、頑張れば絶対にどこかで追いつくはずですし、

大学の間に万が一追いつけなくても、そこに近づくことはできるはずです。

試合に近づけば、皆が頑張ります。

それは青学だけではなくて、どの大学も同じです。

だから私は前期のリーグ戦後に書いたブログで「来年こそ、3部昇格します!」と
宣言したからには、それまでに選手に来年の関東リーグ戦までに≪大きく≫成長して欲しいのです。

腕立て伏せができなくて悔しそうな後輩。

怪我をして、練習に参加出来ない悔しそうな同期。

でも、そこで諦めてはいけません。

「頑張る時はいつも、<今>」

来年の関東リーグ戦では4部優勝、3部昇格を実現させてくれると信じています。

私はリングに立てないけれど、

選手のためであれば、選手が成長できるのであれば、何だってやります!

皆でもっともっともーーーーーーーーっと部を盛り上げていきましょう!

最後に私のもう一つ、好きな言葉で締めくくりたいと思います!(笑)


「限界を越えたところで頑張っていると、それがやがて普通になって、更に遠い限界へ行ける」



ではでは、失礼します!

3年
柴田真里

OB総会[AGU Boxing blog]

 written by 柴田 真里投稿日時:2010/09/24(金) 22:45

昨日、OB総会が行われました。

試合結果は全員勝つという素晴らしい結果に終わりました!

対戦相手の一橋大学・東海大学さん、本当にありがとうございました。

 

懇親会では私のブログが「アツい」、ということで有名になっていたのにビックリしました(笑)。

最近は自分もボクシングについて段々と知識がついてきたためか、

より一層燃えています。

 

来年こそ3部昇格!

目標ではなく自信を持って4月に

「今年は3部昇格します!」と断言できるように日々練習あるのみです!

今回のOB総会での試合も、

<勝ったから良かったね!>で終わるのではなく

対戦相手のよい所・悪い所を見つけ、

それを各自参考にし、いい所は盗み、悪いと思うところは自分もしないように、

と目的をもってこれからの練習に励んで欲しいと思います。

そしてビデオを見て終わるのではなく、

他の同期や先輩・後輩のいい所、悪い所をお互い話し合って切磋琢磨していってほしい。

マネージャーながらそう思います。

 

今回の試合で満足するのではなく、

東海大学さん・一橋大学さんの所属する3部リーグという舞台に

自分たちも立てるよう、選手と共に頑張っていこうと思います。

 

今回足を運んでくださった一橋大学・東海大学の皆様、

青山学院大学ボクシング部OBの皆様、体育会応援部の皆様、保護者の皆様、

東京都ボクシング連盟の皆様、その他関係者の皆様、

本当に有難うございました。

この場を借りてお礼申し上げます。

柴田

夏合宿が始まります[AGU Boxing blog]

 written by 柴田 真里投稿日時:2010/08/25(水) 23:03

夏休みの練習が始まり・・・

明日から夏合宿が始まります!

 

今年は選手がより練習しやすい環境になれれば、と思い

ボクシングリング+SB完備の合宿場にお世話になります。

 

夏休みの練習が始まり、1年生も部に慣れ、2年生は先輩らしくなり、

後輩が成長していく姿を見るのが嬉しい限りです。

 

そんななか、先日東京大学の皆さまとスパーリング練習をさせて頂く機会がありました!

北上先輩がいらっしゃってくださり、

「1年生は何よりも基礎を身につけるように。そして2年生は基礎が身についてきて、皆試合に出て勝ってきている選手もいるけれど、ここで努力をし続けるか、気を抜いて練習するかでこれからの差がついてくる。」

と話してくださいました。

 

9月にある東京都選手権大会やOB総会に向けて、

後輩の指導はもちろんですが、そればかりに気を取られるのではなく自分の練習も抜け目なくやってこそ「先輩」だと私は思います。

 

ここで成長が止まらないよう、日々の練習に真剣に取り組んで、

来年3部に昇格し、再来年私がOGになった頃3部決勝で後楽園ホールに連れて行ってほしいと思います。

 

明日から始まる夏合宿。

気合いを入れて、更に成長した部になれるよう頑張ってきたいと思います!!

 

青学ファイトー!

 

柴田

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