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RE:ボクシングについて

名前:浅和 志津男日付:2013/04/05 18:06:08

当部の監督をしております浅和(アサワ)と申します。

結論から申し上げますが、当部においては、ご質問のようなご心配はご不要かと存じます。

ボクシングによってご質問のような状態になるのは、
①打撃等により鼻骨や鼻中隔および、その周辺骨を損傷(ケガ)し、かつ
②前記のケガに対し適切な治療を受けなかった
事により生ずると考えられます。

①を100%無くす事は、(ボクシングに限らず)人対人が強く接触するスポーツにおいては残念ながら困難です。しかし、防御技術を習得する事により(また習得レベルを高めれば高めるほど)ゲガをする可能性を抑える事が出来ます。ですから、私はパリーイングやダッキング等の防御技術指導を重視しています。

また、不幸にして①が起きてしまった場合も、早期に適切な治療を受ければ、鼻部の変形を残す事は、まず考えられません。顔面全体を粉砕骨折するような大怪我ならば整復不可能になるかもしれませんが、そのようなケガはアマチュアボクシングでは皆無と考えて良いでしょう。

なお、選手の健康管理については、日本アマチュアボクシング連盟より明確な通達が出されており、私は、当該通達を遵守した指導を心掛けております。